名鉄江南駅すぐの法律事務所 弁護士法人クローバー

 

 
 
 
 

経験・ノウハウが十分な社会保険労務士が申請を代行します

1.助成金とは

最近の助成金のキーワード

 助成金とは、事業主が国の施策に沿って行動した場合に国からもらえる補助金です。
現在、国が一番力を入れているのは、少子高齢化に伴う深刻な労働力不足を解消することです。
労働力不足の解消手段として、

  (1)女性・高齢者・障害者・外国人等の就労を促進し労働人口を増やす

  (2)女性の出産・育児を促進して将来の働き手を増やす

  (3)労働者一人当たりの生産性を上げる

という手法が考えられるため、最近の助成金メニューは、これらを実現するための制度導入に対するものが主流となっています。
ですので、新たに人を雇入れる場合や、新たな人事制度・賃金制度を導入する際に、女性や高齢者、非正規雇用の方に関するものである場合は、事前に助成金メニューを確認されることをお勧めします。

 

複雑な申請要件

 助成金の支給を受けるには、各種助成金固有の要件を満たすことはもちろんですが、
以下の共通のルールがあります。

  ・申請期日を厳守する
  ・解雇をしない
  ・残業代を正確に払う
  ・雇用保険・社会保険に適正に加入する 等

つまり、固有の要件は当然に満たしつつ、日常の労務管理を適正に運用していることも必須要件です。

 助成金の要件は毎年のように見直しがなされることに加え、これらの要件を理解し、申請時に適正な運用を担保する書類を正しく添付するには、経験と労務管理に対する正確な知識が必要です。
社会保険労務士は、そのお手伝いをさせて頂きます。
 

2.おすすめの助成金

 事業主にとって、比較的メリットの大きい(手続きのための負担が少なく、補助金額は大きい)助成金を2つ ご紹介します。

キャリアアップ助成金

①どんな場合にもらえるか?

有期雇用・パートタイマー等の非正規社員を正社員化、無期雇用化した場合、または派遣社員を直接雇用した場合等、雇用の安定化を図った場合です。(別途詳細要件があります)

② いくらもらえるか?

・有期雇用契約社員を正社員化・・・・・・57万円【大企業の場合42万7500円】

・有期雇用契約社員を無期雇用化・・・・28万5000円【大企業の場合21万3750円】

・無期雇用社員を正社員化・・・28万5000円【大企業の場合21万3750円】

 

特定求職者雇用開発助成金

①どんな場合にもらえるか?

母子家庭の母(父子家庭の父)、60歳以上の高年齢者、障害者等、一般的に就職が困難とされる労働者を雇い入れ、一定期間以上の安定した雇用状態を継続した場合です(別途詳細要件があります)。

②いくらもらえるか?

◎週所定労働時間が20時間以上30時間未満の雇用契約の場合

・重度障害等を含む身体・知的・精神障害者 ・・・半年ごとに20万円×4回【大企業は15万円×2回】

・上記以外 ・・・半年ごとに20万円×2回【大企業は15万円×2回】
 

◎週所定労働時間が30時間以上の雇用契約の場合

・重度障害者・・・半年ごとに40万円×6回【大企業は33万円×3回】

・重度障害等を除く身体・知的・精神障害者 ・・・半年ごとに30万円×4回【大企業は25万円×2回】

・上記以外 ・・・半年ごとに30万円×2回【大企業は25万円×2回】

 

他にも、高齢者の継続雇用を延長・定年を廃止した場合、50歳以上定年未満の有期雇用の高齢者を無期雇用化した場合等も、助成金がございます。お問い合わせください。  
 

3.費用

キャリアアップ助成金

①着手金:事前の相談、就業規則の変更・キャリアアップ計画書の作成・労働局への届出  ・・・2万円(税抜) ~            
②成功報酬:実際に助成金が認められた場合にのみ発生 ・・・ 助成額の15%~20%+税

 

特定求職者雇用開発助成金

①着手金:なし

②成功報酬:実際に助成金が認められた場合にのみ発生 ・・・ 助成額の15%~20% +税

 

 

 
 
ホームページ作り方